唐揚げひとつで蘇った、子どものころのお祭りの記憶

先日の師岡神社のお祭りで、休憩所にご近所の方が用意してくださった唐揚げ。これを見た瞬間、子どものころの記憶が一気に蘇りました。

あきる野で育った私は、地域のお祭りが大、大、大好きでした。子ども神輿を担いで地域を回ると、休憩所には唐揚げやスイカ、ご近所の方たちの手料理がずらり。それがもう、楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。

以前、なぜ地域に密着した仕事をしたいと思ったのかを聞かれたときにも、この唐揚げの話をしたことがあります。

懐かしくなって、先日実家で昔の写真を探してみたら、浴衣姿の私の写真がたくさん出てきました。今も地元・油平の踊る会に所属している母は、私が成長するたびに浴衣を新調してくれていました。

あのころは、お祭りが楽しい、唐揚げがおいしい、ただそれだけでした。でも今思えば、唐揚げを用意して待っていてくれた人がいて、浴衣を着せてくれた母がいた。

地域のたくさんの大人たちに楽しませてもらっていたんですよね。

子どものころの楽しかった記憶って、本当に不思議です。何十年たっても、唐揚げひとつで、あのころの光景やワクワクした気持ちまで鮮明に蘇ってくるのですから。

だからこそ、地域のお祭りは絶対に絶やしたくない。

今度は私たち大人が、子どもたちにそんな思い出を残していく番なのかもしれません。

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この記事を書いた人

東京都青梅市在住。西多摩地域の新聞社で記者をしています。青梅市・奥多摩町を担当。日々のあれこれを「えんじゅんノート」に綴っています。

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